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沢村治太郎

お読みいただき、ありがとうございます。
 
>34話のコメント全て
ヒミコが日本を出る段階では、シェルターを外側からこじ開けることなど不可能ですからHIHはおろか人間さえ会うことは叶わず、汚染された地上で孤独を余儀なくされていましたが、ミヤンマに到着した段階では、地中海の研究室を目指す手段も取れたはずです。
それをしなかったということは、ヒミコはもしかすると独りが嫌だったのかもしれません。その自覚すらないままミヤンマにとどまり「何の為に」と繰り返していたのでしょう。
「何の為に」その問いかけは我々人間が築いてきた学問『哲学』に通ずるものがありますね。
変に重いようで、実は人間と何ら変わらない苦悩です。
仰る通り、すべてのものに存在意義がある筈なのです。ヒミコはそれを自分で決めることができるのだと、数百年かけて気付くことができました。
 
――次回『空虚と盲目の世代だよ! イロハちゃん!』

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