みんなの応援

115

千穐こけら

「いいかげんにしてほしいんだけどこけら」
「うわあ、王洞さんじゃないですか」
「出たわね天然いい子ちゃん。肩の具合はいかが? それはそうとして、こけらめ。この私に何の嫌がらせかしらね」
「まあグレーのスウェット上下にマスクにサングラスは完全に嫌がらせですね。しかも職質されるヒロインって…」
「自分の体形カバー着を私に着させるのってどうなのよ。この姿態がうらやましいのはわかるけど!」
「でもある意味レアで、よかったんじゃないですか」
「なに、あんたこけらから苞苴(わいろ)でももらってんの?」
「いや、でも……僕も今後そんなん着るの嫌だなーって」
「主役が作者に阿(おもね)ってんじゃないわよ! 私は戦うわよ! こけら! たまにはドレスアップさせなさいよ! ついでに出番も少ないっつのよ!」
「あの、その物言いだとお里が知れま……今さらか。ああ、やっぱり女性は強いなあ(疲)」

この作品が気に入ったら読者になろう!

関連お知らせ