BEST 牡丹が消える頃

かほく麻緒

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第1話から読む

制服を着ていること、高校生であることだけが私の価値だった――。
みんなが笑えば自分も笑う。
みんなが愚痴れば自分も愚痴る。
少しも共感できなくてもよく分かんなくても、私そういうのできるんだ……。
日々に虚無感を感じる高校生が、ひとつの出会いから夢の描き方を知り、自分の価値について知っていく物語。