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 久々に家に帰ると玄関の近くに気配を感じた。
 暗闇の中、こちらをじっと見つめるいくつかの瞳。私はそれに向かって耳の辺りで手をひらひらさせながら「こみけーっ!」と何度も繰り返し言っていた。しばらくして近寄ると、コミケは「にゃあああああああ!!!」と本気で威嚇をしてきた。
 その様子を見ていた弟は私に「人でも殺したのか」と聞くほどには凄まじかった。
 その後、玄関の前に立ちはだかった門番はパウチの餌で陥落することに成功した。
 コミケとは子供の三毛猫の略で彼女の子供は名前がつくまでココミケと呼ばれていた。略称ココたち。

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