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 コミケがまだ分身する前のこと。
 廊下に消えたコミケに向かって「キャットー、おい、キャットー」と呼んだが返事をしなかった。「コミケー」と呼ぶと返事だけ返ってくる。
 初めてコミケを「コミケさん」と呼んだときは首をスッとこちらに向けてまるで人間が目の前にいるかのような対応をした。
 正直、無視されると思っていたので呼んだだけなのだが、「かわいい」と言った。コミケはすぐに興味をなくしたようでそっぽを向いた。
 以来、うちでコミケはコミケさんだ。

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