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黒縁

陣痛が始まり、私はこの家で娘を産んだ。小さくて、どこか私に似た可愛い娘だった。
「アナタ!私達の子が産まれたのよ!」
「……あぁ、そうだな」
「見て、お顔なんて私にそっくり……」
あの時、私は初めて恐怖というものを感じた。
「そうだな……顔もそうだが、この指も、手も、口も、耳も、そして脚も……君にそっくりで……『美しいよ』」
美しい。
そう言って娘を抱きあげるあの人の目は、一言で言えばーー『異常だった』

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