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黒縁

あれから、どのくらい経ったんだろう。
もう何もワカラナイ。
「お  は   とうさ  が」
あれ?
耳が聞こえる。
「あいしてる……あいしてる。我が娘    」
お父さん?
「母さんもお前も、ここでずっと父さんと……」
お父さん!
ワタシは、その身体を動かそうと。必死に、腕を前へ出した。
ズルッ。ズルッ。と音をたてながら。足が無い身体を引っ張って。

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