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瀬峰りあ

○○月××日の手記
たった今、産まれたばかりの我が子をこの腕で抱き締めることさえ許されなかった。すぐに取り上げられ別の部屋に連れ去られた赤ん坊から視線をそらすことが出来ない。
取り囲む周囲の鋭い視線に、ああ、この子は産まれてきてはいけなかったのかと痛切に感じる。
どうか恨むならわたくしを恨んで。あなたを産んでしまった母親を。……わたくしのもとに来なければ、きっと幸せになれたはずなのに。

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