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餅月望

こんにちは、餅月です。
ということで、第四十四話でした。お楽しみいただけたでしょうか。
高潔さと、慈悲深さというのは、相反する概念です。
高潔な聖女であるラフィーナは、どんな小さな悪も決して許さず、きちんとそれに見合った罰を与えることで清さを保つ生き方をします。悪をあいまいに処すること、例えば貴族の腐敗を見逃すことは、自身の高潔さを損なうことになるから、彼女はどんな小さな罪をも見過ごすことができません。
そんな生き方をしてきた彼女にとって、ミーアの示した(とラフィーナ自身は信じる)悪人に更生を促す慈悲深さというのは、ある種のパラダイムシフトだったことでしょう。
ヴェールガの高潔なる聖女と俗物ミーア姫殿下の間に結ばれた友情は、果たしていつまで続くのか……、興味は尽きないところですが。
ともあれ、いよいよ学園生活が始まります。引き続き、お付き合いいただければ幸いです。

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