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水崎涼

お読みくださりありがとうございます。
 
仕事にすべてを――いのちまでもを捧げることは、果たして幸福なことでしょうか。
定年後の余生をゆるりと贅沢に過ごしたいと言うひともいれば、働ける限り働いていたいから定年制は廃止してほしいと言うひともいます。
どちらがどうと一概に言い切ることは難しいですが、ひとつだけ、確かなことがあるのではないでしょうか。
『働く』行為は、自己が社会から承認されているという事実を『賃金』という最もわかりやすく利益となるかたちで知らせてくれる。だからみんな働く。お金欲しいもんね。
 
死の間際まで仕事に没頭する人間は、芸術家にも多く見られます。
かの有名なロンドン美術館の天井画を完成させ、直後、息を引き取ったジョン・サージェントもそのひとりです。
ああ幸せだ、と。目を閉じる瞬間に、彼がそう思えていたならとても素敵なことですよね。

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