BEST 縋る手に与える最期の選択肢

鴛鴦鷲

♡ 1

第1話から読む

僕は友達三人と、いつも通り帰り道を歩いていた。
何の変哲も無い、本当に日常的な風景。道行く人々も、空を飛ぶ飛ぶ鳥も、塀の上を歩く猫も。
あんなモノに触れてしまったから、この何より大切な日常が壊れてしまったんだ。
何度悔やんでも。何度恨み言を吐いても。何一つ変わらない。この絶望から逃れられない。