BEST 或る朝、氷雨に黒猫と。

時雨ノ宮蜉蝣丸(九頭竜零)

♡ 3

第1話から読む

喪くし物を忘れてゆく青年と、笑顔を忘れなかった彼女。
荒廃と幻想。孤独と愛情。脆く一方的な、ふたりの関係。
氷雨の滲む窓、黒猫が鳴くベランダで、日常は少しずつ綻んでゆく――。