この作品が気に入ったら「応援!」

応援ありがとう!

2,852

渡矢シキ

(おまけ) 
 
ジリリリリ。
アラームで目を覚ますと、目と鼻の先に和泉さんがいた。ぎょっとして、飛びのく。
「な、なにしてるんですか……?」
「お別れを言いに来たんだ」
「お別れ?」
「実は敷居を踏み過ぎてしまって、あちらとこちら、2つの世界の境界を踏み越えてしまったらしいんだ」
「は、え、敷居?」
「敷居は内と外、出口と入口、区切りであり、境界の役目を果たしてるんだ。それを踏み過ぎて、障りが出たらしい。そんなわけで、お別れだ」
「はあ?!」
「あっちでガンガン敷居を踏むから、そしたらまた帰ってこれるかもしれない。それじゃあな」
「ちょ、和泉さ――」
 
ジリリリリ。
アラームで目を覚ますと、ひとりだった。窓から差し込む光が朝を告げている。
「なんだ、夢か……」
やれやれ、ともう一度布団をかぶる。
 
ジリリリリ。
最初に戻る。
 
※本編とは関係ないです。
(ではまた次回!)

この作品が気に入ったら読者になろう!

関連お知らせ