この作品が気に入ったら「応援!」

応援ありがとう!

258

きっき

血の力は偉大です。父と一緒にどこかへ行くと必ず「君はお父さんに似ているね」と言われます。
そんな父が入れ歯でした。
台所にコップの中に入った入れ歯が置いてあって「これ誰の?」とおばあちゃんに尋ねると「お父さんだよ」と答えられたショック。
皆さんにこの衝撃がわかるでしょうか。
神様は、父の影響で日々髪の毛が薄くなってきている俺に対して入れ歯まで背負い込めと言うのです。
ということは、不細工でハゲで入れ歯という三重苦の将来が待っている。
父は高身長で頑張り屋で友達が多い、それに比べ、低身長で怠惰で友達の少ない俺。なにゆえ俺の遺伝子は、ほしいものを外して、いらんものを的確に持ち帰ってくるのか。ここまでいくと神様の意志を感じる。前世の人間がどれほどの悪さをしたのかわからないが、俺は関係ないぞ。今すぐ髪の毛を返せ。
お願いだ神様。前世の人間が悪さしたなら謝る。だから許してくれ。これは極刑すぎます

この作品が気に入ったら読者になろう!

関連お知らせ