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渡矢シキ

なんちゃってパロ
 
林で1本の骨が見つかったと通報があった。前も人骨が見つかったと騒ぎになったが猿の骨で、今回もその可能性は高い。現場には通報者と、顔見知りの刑事、一般人と思しき青年がいた。手袋をした青年が、恭しく骨を持っている。
「ノラ、勝手に触らせちゃダメだろ! なんの骨か知らないけど証拠――」
オレを制するように、青年が骨から顔を上げた。若い、十代にも見える。
「人の脛骨だ」
「ケイコツってスネー―じゃなくて!」
「死後数年は経ってる。185cmの男子高校生ってとこか」
「なんでンな事が――」
「脛骨の長さが41.8×3.3+47で身長が出せるから約185。誤差は1-2cm程度。身長から考えて男性。骨端線と骨端軟骨からみて成長期。16歳前後か。子供なら捜索願いが出てる筈」
「お前一体?」
「はじめまして。監察医の佐野環です」
それが天才監察医、佐野環との出会いだった。
(続かない)

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