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つばこ

『サイザルの魔法使い③』
 
サイザル大陸に平和をもたらした時、ゼニス・ローゼンスは別の大陸へ渡ることを決めていました。世界各地で人々を苦しめる魔王たち。それを滅ぼすことが自らの使命と考えていたからです。
 
ゼニスは3人の魔法使いに別れを告げ、1人の娘には『ダイヤモンドの指輪』を授けました。それは膨大な魔力を込めた『五石』のひとつであり、彼が抱いた感情の結晶でもありました。指輪を受け取った娘は『初代女王』となり、赤・黒・白の魔道隊を組織して王国を統治したのです。
 
英雄に愛された娘は誰だったのでしょう。
赤き情熱の魔道士ルルカ。黒髪の乙女ナタリア。白き聖女リーンベル。
彼女たちは生涯、その秘密を明かそうとはしませんでした。判明している事実は、今も『五石』のダイヤモンドが王国を照らしていること。その輝きは異世界からやって来た青年を救うことにもなるのですが、それはまた別の物語。(おしまい)

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