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つばこ

『女王と魔女①』
 
サイザーランドの国王は世襲ではなく、その時代における優秀な魔法使いが継承すること…。これが建国者のひとり、白き聖女リーンベルが決めた理でした。
 
現女王である『ストラティーヌ・ユリス』も、元々は白の魔道隊に所属する一隊員でした。王位継承権を与えられたのは16歳の時。彼女は誰もが認める稀代の魔法使いだったのです。ユリスの統治は王国に更なる繁栄と平和をもたらすだろうと、誰もが信じてやみませんでした。
 
ある日、1人の老婆がユリスに謁見を望みました。女王と会うためにリーベル大陸からやって来たというのです。
 
「若き女王よ。ついにあなたと会う日が訪れてしまったね」
 
ユリスは絶大な魔力を持つ女王。だからこそ、一目で老婆が持つ力に気づきました。驚くユリスに老婆は言いました。
 
「私は『星読みの魔女』。かつては『ナラタイアの魔女』と呼ばれていたこともあったね」(続く)

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