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つばこ

『女王と魔女③』
 
女王はすぐに『召喚の儀』を執り行うための準備を始めました。決行は30日後。女王は「見届けてほしい」と願いましたが、魔女はそれを断りました。自らの死期が目の前に迫っていたからです。
 
「おや……。ようやく現れたね」
 
魔女が宮殿から立ち去ろうとする時。1人の人物が現れました。武器を突きつけ、敵意に満ちた表情を浮かべています。
 
「あなたは何者ですか? 女王に生命を捧げさせるなんて……。本当はあなたこそが、王国の転覆をはかる『魔王の下僕』ではないのですか?」
「私は『星読み』の才を持つ魔女。それだけの存在さ。あんたと出会うことも知っていたよ」
 
魔女は薄気味悪い笑みを浮かべました。そしてひとつの『宝石』を取り出しました。
 
「さぁ、受け取りな。あんたが欲しがっている『五石』のひとつ。王国の秘宝『クリア・ダイヤモンド』だよ」(続く)

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