この作品が気に入ったら「応援!」

応援ありがとう!

7,655

夏目晶

「そういうのに詳しい先輩?」
 はっきりと不信を現してそういうと、その女子学生は苦笑した。
「ほんとかどうかは分からないんだけど、なんか、気持ち悪い写真とか預かってくれるし、尚子が部屋にアレがでるって話を先輩にしたら、すっかり出なくなったっていうし」
 会ってみる価値はあるんだろうか。
「聞いてもらったからスッキリしたのかもしれないけどね」
 確かに、アイツの気のせいって説もゼロじゃない。
 それに、オレに言うよりは全くの他人相手の方が話せる事もあるんじゃないだろうか。
 いや、アイツ見た目に反して運動部だったらしいから、上下関係には弱い可能性もある。
 話を聞いてもらっても良いかもしれない。
「……その先輩と、連絡、取れる?」
「長崎先生のゼミのチューターらしいよ」
 オレは女子学生に礼をいい、学生課に向かった。
 長崎ゼミのチューター、その人に会いたい。

この作品が気に入ったら読者になろう!

関連お知らせ