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Sakurai

電話の着信音には不思議な力があると思うんです。
着信音が鳴ったとき、人は実に様々な感情を抱きます。
同じ着信音が流れたとき、嬉しく感じる人もいれば、不快に感じる人もいますよね。
聞く人によって、その音の持つ意味が変わってくるんです。
なんだか「パブロフの犬」に似ているんですよね。
そんな風にして、わたしたちは身の回りの事象に対し、無意識のうちに「条件付け」を行っているんです。
なんとなくあの人が好き、なんとなくあの人は嫌い、たまに見かけるそういった曖昧な感情も、おそらくはそこに起因しているのだとわたしは思っています。
こういった「条件付け」は困ったことに徐々に悪化していくもので、一度なんとなく嫌いになった人を好きになるのってかなり難しいんですよね。
「条件付け」によって無意識下で行われる感情の形成には、すこしばかり注視しておく必要があるのかもしれません。

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