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鴻ノ木悠里

子供のころの自分は本当に今の自分と同じ人だったのかな。
もし本当は、世界は五分前にできたばっかりで、それより前の記憶は経験してきた過去でなくって、そう思い込んでいるだけだったとしても、たぶん私は気づけない。
こんな考えを世界五分前仮説というらしいけれど、考え方も価値観も違う『誰か』を自分だと認めるよりも、ずっと正しい気がする。
少なくとも、彼に救われる前の自分と今の自分は、絶対に違う。
何もかも、違う。
だからきっと、私の居場所は。
――君の隣に。

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