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スローロリス1号

創作裏話29
キリスト教、とくにカトリックの風習では、終末に備えて遺骸を残します。
肉体が残っていないと審判の日に復活できないーーそう信じられていたから。
灰すら川に捨てられちゃうため、火焙りの刑が最も恐れられていた時代もあったほどです。
(宗教思想を抜きにしても思いっきり恐ろしい刑罰ですが)
なので、基本的に土葬。肉は腐っても骨だけは死守します。
死体の防腐処置として、ヒ素はポピュラーでした。
毒性に配慮して、使用禁止になるまで利用され続けていました。
墓地からヒ素が流出し、死亡事故が実際に発生しています。
19世紀の医学雑誌に掲載されたそう。
じつを言うと、アメリカやアイルランドには
現在でも墓所の遺骸からヒ素が染み出していて
健康被害が懸念される地域がある模様。
この事件がアイデアソースとなっています。

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