創作裏話38
殺人、強盗、放火、政治的テロなどの重犯罪は別として
いわゆる「軽犯罪」に対しては、
数日間の投獄のほかに、見せしめ刑などが科されることがありました。
現代の感覚からすると悪ノリしすぎした罰ゲームっぽいものも。
罪状を示す札を首にかけて晒し者にしたり、
罪人の全身にタールを塗りたくり、羽根を貼りつけて市中を走らせたり、
街角に立たせて生ゴミ投げの標的にさせたり、
う◯この入った桶を頭上に掲げさせ、どこまで耐えられるかを試すというものも。
いずれも最終的には無様な姿を晒す羽目に。
恥に対する感覚が現代と違うので、精神的ダメージが大きかった模様。