創作裏話5
小説を書く時は、舞台背景に即した言葉を選ぶように心がけています。
とあるシェークスピアの翻訳本(けっこう古い)に、
「南無阿弥陀仏」という台詞があってビックリ。
おそらく日本人に馴染みのある言葉を選んだのでしょうが⋯⋯。
いちおうキリスト教のお国柄って設定ですからねぇ。
せめて「アーメン ソーメン」くらいにしないと、雰囲気ぶち壊しじゃないかと。
最近は意味が伝わりにくいカタカナ言葉が増えていますし。
時代物だと現代では滅多に使われない単語もあったりします。
選んだ言葉で、読者に伝わるかーーすごく悩みます。